国見山(雪光山)・敷ノ山
( 925.9m)        (727.3m)
2020年11月15日(晴れ)           参加者:流れ星、レーサー(他8名)
場   所  国見山・敷ノ山  地図は⇒こちら
行動 鏡吉原公民館8:35〜手水登山口9:34〜手水分岐10:34〜国見山11:20/(昼食)12:00〜
   敷ノ山分岐12:34〜739mのピーク13:55〜727.3m三角点(敷ノ山)14:25/14:35〜
   林道(作業道)を使用して下山、吉原公民館16:06
高知市鏡地区で石灰鉱山開発計画があり現地調査を目的に、国見山と敷ノ山に登って来ました。
敷ノ山の石灰岩を採掘するため山を削る開発計画が進んでいます。
(花と風景は、画像の裏に大きな画像があります)
鏡村河内神社横の鏡吉原公民館から登山開始。
河内神社の森        車道を歩き手水登山口へ向かう
河内神社周辺は整備され、キャンプや水遊びが出来ます。
登山口近くの車道から見る国見山。
車道に置かれた道標              手水登山口
地図では、国見山と表記されていますが、高知市民には雪光山と呼ばれています。
高知市内から雪を冠ると白く光る山(雪光山)として親しまれています。
     
駐車場               植林帯の登り
登山口の横に3台程度車の置ける駐車場があります。
登りは殆ど植林帯の登りです。
しんどい坂               手入れされた植林
しんどい坂の手前に元気の出る水場が昔ありましたが、今回気が付かなかった。
しんどい坂は、標識の手前がしんどいです。
手水分岐             手水分岐から紅葉が綺麗でした。
雪光山の案内板                山頂標識
案内板の場所は、柿の又からの林道を使用すると2〜3分で登る事が出来ます。
祀られている国見権現、大国主命、妙見菩薩         敷ノ山
国見山(雪光山)から見る敷ノ山、後は高知市街。
後何十年かするとこの優美な山が無くなるかもしれません。
     
山頂周辺を散策する流れ星            山頂から下山
山頂周辺は、アケボノツツジが咲きます。
手水分岐を柿ノ又方面に下り敷ノ山へ向かう。
手水分岐分周辺の紅葉が綺麗でした。
特にクロモジの黄葉が印象に残った。
鞍部の石仏              荒れた登山道
鞍部から敷ノ山へ向かう登山道は、昔の地図には記載されていますが、
現在の国土地理院地図には無く、鞍部の上の作業道が記載されています。
     
藪の作業道               サークル状に植えられた桧
昔稜線上にあった登山道は消えて無く、稜線や作業道を使用し739mのピークへ向かう。
739mのピークは敷ノ山標記が無く三角点へ向かう。
        
三角点                  敷ノ山標記
三角点が敷ノ山か怪しいが、一応敷ノ山として調査しました。
地元の人に聞いてみないと分かりませんが、尾根全体を敷ノ山と言うのだと思います。
     
上空へドローンを飛ばす                三角点で休憩
三角点でドローンを飛ばし、上空から敷ノ山を調査して今回の目的を果たす。
     
作業道を使用し下山               吉原公民館から見る敷ノ山
敷ノ山へ行くのに藪漕ぎをした為、時間が掛かり下山は作業道を使用しました。
今回の山行で見られた花です。
ゲンノショウコ               サザンカ
     
シマカンギク
今を盛りと咲いていました。
ツルリンドウ               シコクママコナ
辛うじて咲き残っていました。
     
シロミナンテン                スズメウリ
シロミナンテンの自生は初めて見ました。
今回歩いたコース(GPSログ)。
敷ノ山は石灰岩特有の植物を見に、花散策を始めた頃よく行きました。
今回この山で鉱山開発計画が進められていると聞き調査に参加してきました。
昔尾根筋にあった登山道は消え藪になっていました。
記憶では、エビネが沢山自生している山と思っていましたが、
今回の調査ではさほど見る事が出来ませんでした。
今すぐ開発が進む訳ではありません。 
しかし、今後石灰岩質特有の植物が育つこの貴重な場所を
残す方策を考えいってほしいものです。