石立山
(1707.7m)
2019年6月9日(曇り一時雨)        参加者:レーサー・流れ星(クラブ例会)
場   所  石立山  地図は⇒こちら
行動 南国市役所5:50⇒別府渓谷駐車場6:58
登山口7:08〜龍頭谷7:55〜イシダテクサタチバナ群生地10:28/10:40〜西峰10:58/(昼食)12:05〜
石立山12:20〜日和田分岐12:44〜西尾根経由登山口15:42〜駐車場15:48
別府渓谷駐車場16:05⇒南国市役所17:15
所属するクラブの例会で石立山に登りました。
(画像の裏に大きな画像があります)
登山口から見る石立山方面         登山道に架かる吊り橋
ズイナの花             登山口へ向かう
一時有名になった希少糖が取れるズイナの木が此処にはあります。
     
吊り橋を渡ると急な登山道が待っています。
石立山は最初から急登の連続です。

     

カタツムリの道標まで登る。
今回初めて此の山に登る人も居ますが、道標の意味は解っていました。
竜頭谷、水量が多いと思っていましたがそれ程でもなくスムーズに渡る事が出来ました。
水量が多いと靴を脱がなくてはなりません。
竜頭谷上部のザレ場。
近年石が流れて危なくありません。
石灰岩に咲くヒメキリンソウ。
昔は沢山有りましたが、今回はほとんど見かけませんでした。
登山口を見下ろす            ガメラ岩
いつ見ても登山口が真下に見え高度感があります。
石灰岩の岩尾根を登る。
     
イワガサ               痩せ尾根
石灰岩の痩せ尾根が続きます。
一昨年の台風の影響でしょうか倒木が結構あります。
登山道の傾斜が緩くなるとイシダテクサタチバナの群生地に着きます。
ここまでゆっくり登って3時間半掛かりました。
     
イシダテクサタチバナ満開ではありませんが、見られる程度は咲いていました。
この花は鹿が食べないため、バイケイソウ、シコクブシとともに群落を作っています。
イシダテクサタチバナの群落           西峰
イシダテクサタチバナの群落から少し登ると西峰に着きます。
西峰到着、西峰で食事と休憩しました。
捨身獄にも行きましたが展望はありませんでした。
     
捨身獄の標識           西峰に咲いていたミネザクラ
西峰で休憩後石立山へ向かう。
     
ミツバツツジ           崩壊場所
稜線に大きな崩壊場所があります。
咲き残りのシロヤシオ         シロヤシオの木
西峰から石立山にかけて大きなシロヤシオの木があります。
石立山山頂、ガスが掛かり展望はありませんでした。
ウツギ              ヤブデマリ
山頂周辺は、鹿の食害で木の花しか見られませんでした。
日和田と別府分岐。
下山は日和田方面に進みこの別府分岐から南西尾根を下りました。
     
下山で使用したルートの石灰岩の痩せ尾根。
南西尾根は、登りで使用する尾根ほど険しくはありませんが、石灰岩の尾根は出てきます。
石灰岩の上を歩く             別府の集落
ザレ場              古い道標
道標を過ぎると植林帯になりますが、植林帯も登りと同じぐらい急斜面です。
道標はありませんので、日の丸テープやマークを見落さないで下山してください。
林床帯は、登山道は荒れています。
     
下山口(登山口)近く            この橋を渡ると駐車場
登山口が近づくと少し植生が豊かになります。
対岸の駐車場              熊のモチーフの有る橋
別府渓谷の茶店に有る駐車場に帰り山行は終わりました。
今回の山行で見られた花。
昔と比べ見られる花の種類は少なくなっています。
イシダテクサタチバナ      イワユキノシタ
ユキワリソウ
      
セイタカスズムシソウ           シライトソウとキバナノコマノツメ
シコクハタザオ            ミネザクラ
ミネザクラは終盤でした。
今回歩いたルート。
クラブの例会に参加し、三年ぶりに険しい石立山に登って来ました。
目的はイシダテクサタチバナとユキワリソウを見るためです。
両方とも見られ満足の行く山行となりました。
鹿の食害で咲く花が毎年少なくなってなっているのが気がかりです。
クラブの例会ですので、皆がばてない様ゆっくり登山です。
翌日体はどこも痛くなりませんでした。
南西尾根は稜線1本ですが、登山口付近(麓付近)は道が荒れています。
日の丸テープを見失わないように注意深く周りを見回しながら
矢印に沿って行動して下さい。  
 
今回の山行のブログはこちら⇒@ A