三嶺清掃登山
三嶺山頂直下を登る
2022年 5月29日(日)            天候:晴れ   参加者:あるぷ5名
場   所:三嶺              地図は⇒こちら
行動 南国市役所 5:30 ⇒ 光石登山口 6:50
光石登山口 7:10 ⇒ 白髪避難小屋登山口 7:30
白髪避難小屋登山口 7:35 〜 白髪分岐 8:45 〜
カヤハゲ 9:40 〜 三嶺山頂 10:50/(昼食)11:30 〜
カヤハゲ 12:40 〜 白髪分岐 13:50 〜登山口 14:07
登山口 14:15 ⇒ 光石登山口 14:50
三嶺を守る会主催の第43回三嶺清掃登山に参加し三嶺に登って来ました。
あるぷハイキングクラブは、清掃登山で連年、綱附森や平和丸
方面に行っていました。
なので三嶺に登るのは久しぶりです。
(画像はクリックやタップで大きくなります)
光石登山口へ7時に集合。
セレモニー後、前泊1名、現地集合の1名
と当日南国発3名が合流し、白髪避難小屋登山口へ向う。
登山口より少し下に駐車          白髪避難小屋登山口
登山口には、先行者の車2台がありまだ2台程駐車出来ましたが、
登山口周辺は、落石が多い為落石の危険がない場所へ駐車しました。
登山口から暫くは、急登が続きます。
鹿の食害による土壌浸食を観察するカメラ。
登山道は、土砂が流れ何ヶ所も切れています。
ツルギミツバツツジ           稜線近くのネット
稜線が近づくとツルギミツバツツジが彩を添えてくれます。

稜線分岐              白髪分岐へ向かう
白髪避難小屋の清掃は、平和丸コースに任せて白髪分岐へ向かう。

鹿を目撃                白髪分岐
白髪分岐手前で鹿を目撃、この鹿はすぐには逃げなく、
カモシカのように私達を見ていました。

白髪分岐から三嶺を見る            韮生越に下る
白髪分岐やカヤハゲから見る三嶺は綺麗です。

韮生越                  カヤハゲ
カヤハゲまで登って来ました。

三嶺が近づく           カヤハゲからの下り

白髪山                三嶺下
今年は、ミツバツツジが綺麗です。
三嶺周辺にこれ程ツツジが咲くのを見たのは、初めてかも。

     
ツツジを撮影            大岩周辺のツツジ
綺麗なツツジが、疲れを癒してくれます。
山頂まで後少し、ここから三嶺直下の急登の始まり。
テキサスゲートが見られます             鹿道
テキサスゲート横に張られたネットは随分前に無くなっています。
周辺には、明瞭な鹿道が付いています。
テキサスゲートに咲いていたシコクハタザオ          山頂到着

天狗塚、牛の背方面        中津山、阿波国見山方面
山頂からは360度の大展望が広がります。

菅生からの1791mのピーク           労山の三嶺グループ
さおりが原から登って来た労山グループは、
私達の昼食が終わった頃に、到着しました。
記念撮影               三嶺のミツバツツジ
記念撮影後下山を開始。
    
アオマムシグサ            カヤハゲまで下山
テンナンショウ属やトモエソウは鹿が食べない為か、良く見かけました。
    
カヤハゲから見る三嶺          白髪分岐への登り返し
カヤハゲで休憩中に高知労山のグループが追いついて来ました。
ミヤマハコベ        ふるさと林道分岐まで下山
ふるさと林道分岐            林道へ下山中
登る時は、あまり急登と思わなかった場所も、
上から見ると結構急な下りに思いました。
ふるさと林道近くのブナ林           林道へ下山
光石登山口の説明板             ゴミ
下山後集めたゴミの分別をし、計量しました。
今回の清掃登山で集めたゴミ          閉会式のセレモニー
各パーティーごとゴミの状況や、鹿の食害等について報告しました。
香美市は、纏めて置いておけばゴミの収集をしてくれます。
今回清掃作業を行ったあるぷハイキングクラブのコース。
高知県側から、三嶺への最短コースです。
 
高知勤労者山岳会、あるぷハイキングクラブ、かめのこ山の会、りんどう
山の会、山の会あらぐさ、から計27名で三嶺周辺の清掃を行いました。
合計で10Kg弱のゴミを拾って来ました。
年々ゴミは少なくなり、登山道では殆どゴミは落ちて
いませんが、山小屋やテント場には、まだゴミはあります。
近年はゴミの収集の他、鹿の食害調査も行っています。
2年程前までは、鹿駆除の効果があり植生が回復していましたが、
昨年あたりから又鹿が増え植物が無くなってきています。
2020年8月に白髪山から三嶺まで歩いていますので比べて下さい。
今回、山行中に鹿1頭目撃し、鹿の鳴き声も聞き
ましたし鹿の尿(獣臭さ)も鼻に着きました。
鹿の食害対策をしなければ、国指定の天然記念
物ミヤマクマザサが消えて無くなります。
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