県連:四万十川流域大規模風力発電予定地踏査
杓子峠近くの稜線から見る四万十町片魚集落方面
2019年10月6日(晴れ)                       参加者:5名
場   所  不動トンネル〜方が森〜杓子峠    地図は⇒こちら
行動 
仁淀川親水公園5:30⇒杓子峠7:30(車デポ)⇒不動トンネル7:50
登山口8:05〜方が森東尾根10:11〜方が森山頂10:26/(昼食)10:55〜方が森南尾根11:15〜
方が森11:45〜659mピーク12:24〜林道出会13:04〜544mピーク13:29〜電波塔@14:36〜
電波塔A14:57〜杓子峠15:35/15:45 ⇒仁淀川親水公園18:00
県連行事で四万十川流域大規模風力発電設置予定地の一部不動トンネル
から方が森に登り杓子峠までの西尾根を踏査してきました。
不動トンネル             登山口の作業道
地図の登山道は無く、作業道を使って稜線上に出ようとしたが、
作業道は何処に伸びているか解らず結局急斜面を駆け上がった。
藪の作業道を歩く。
植林の隙間から杓子峠方面(電波塔)          荒れた作業道
今回の行程で、植林伐採地以外の展望は此処だけでした。
    
方が森で昼食、展望は無し          方が森南尾根
方が森南尾根は、まったく植林の手入れはされていなかった。

藪の稜線            ルートの確認中
踏査場所には登山道は無く、地図に載ってない沢山の作業道がありました。
尾根の急登を登る              林道出会い
手入れされて無い植林の中は、大きな照葉樹林が育っていました。
    
林道脇には石像             稜線に建てられた地主の標柱
石像は、何を祀っているのか解りませんでした。
標柱は高知中央信用金所有林とありました。
   
電波塔への車道で休憩             四国電力の電波塔
此処まで来るのに体力を相当消耗しました。
二つ目の電波塔            植林伐採場所からの展望
四万十町片魚集落方面が眺望出来る。
電波塔から伐採され新しく植林された尾根を歩く。
鹿避けネットと藪で歩き辛かった。左の藪も植林された檜はあります。
伐採地を振り返る           伐採地の作業道
伐採地は新しく植林されているが手入れされてなく、二次林が出来つつある。
杓子峠へ到着              杓子峠で記念撮影
本日の山行は、思っていた以上の藪がありきつかった。
今回歩いたルート(GPSログ)
踏査場所は、山全体が植林されていました。(稜線上も植林されいる)
杓子峠や不動トンネル周辺の植林は、道路に近い為かある程度手入れされていた。
手入れされていない植林は、直径20cm〜10cm程の照葉樹林の中に檜が埋もれていました。
手入れされた植林も枝打ちは殆ど無しで、下草を刈って10年以上たっており灌木が背丈程伸びていた。
 間伐時に作られた作業道は、手入れされた様子はなく崩壊が進んでいた。
標高500m程のこのルート上で風車を継続的に回すほどの風が吹くのか疑問を感じました。
二度と行くことのない山と、荒廃した林業を垣間見た一日でした。
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