天気予報があたり上天気。朝日を見に早朝よりおきだし鏡池に行き写真撮影。
その後朝食を済ますと急ぎ小屋を出ることにする。

昨夜の逆さ槍。 今朝は雲ひとつない快晴となった。

どちらを向いても雲なし〜槍から西穂高まで一望できる。

子槍も朝日に輝きくっきりと存在を誇示 抜戸岳(2813m)方面

今から向かう弓折岳(2588m)朝一番に1時間の登りはきつい。
しかし、登れば下に泊まっていた山小屋を見ることも

朝日を浴びた槍〜穂高をこのように見ることができる。 道脇に雪渓が残る。
ジグザグなのできついとはそれほど感じず登れた。
青い青い空。

穏やかな登りになると余裕が出て前をみる、振り返ることもできだしエゾシオガマを手前に入れてキレットを写す。

雪渓のある辺りはお花畑。シナノキンバイ・ハクサンイチゲ・ハクサンチドリ・ミヤマダイコンソウ・
ニッコウキスゲなどが咲き競う。

先に行けば群生しているよと教えてもらったが天気の良いときにとりあえず写す。

三姉妹


稜線にでると笠ヶ岳へ向かう人にもあう。
花見ができるようなお花畑にはクロユリが群生しているが誰もいなくて私達で景色を独占できる。
涼しい風を受けてベンチもあるこの場所でしばらく休憩。

青い空とハクサンイチゲ 栄養状態がいいのか大きい。普通は一輪しか花をつけないのにこれ
は二輪つけている。もっとつけたのも探せばあったのかもしれない。

一番沢山群れて咲いていた場所 双六小屋と鷲羽岳(2924m)
近くに小屋が見えたけど歩いてみると意外と遠くてなかなかつかず疲れてしまった。
見えなくて急に小屋があるほうがうれしいかも〜〜。
小屋の手前の池周辺もお花畑が広がる。
と・雷鳥の親子が・・鳴声がするとおもいつつ歩いていたのだがこれは母親が子を呼んでいたのだった。
子はすぐにハイマツの下に入り見えなくなった。

お母さんは木道からさほど遠くないところで立ち止まっている。
収容人員200名の大きな双六小屋・富山大学の診療所もすぐ隣にある。冷やしたジュース300円(缶)で
元気をもらう。水は豊富なので水の心配をせずにあるけるのが嬉しいのが今回のコースの良いところ。

イワツメクサ ここからの景色よいですよ^座ってビールでも飲みたい

アオノツガザクラ 双六岳頂上
双六小屋から少しきつい登り、着くと道が3つに分かれて頂上に至るのだが今は稜線ルートが
雪のため使用できないので中道ル−トを歩く。
最初がなだらかな道だが岩のある道(春道)を行くと平坦な広い尾根にでて(私の後方)つめると頂上になる。
槍〜穂高の上には雲が出てきた。

目を転ずると 笠ヶ岳 ↑ 目の前にはずんと黒部五郎もみえる タカネヤハズハハコのピンクが目に付き始める
のぼりたい山・山・山。

双六岳からは360度の大パノラマだ楽しめた。頂上標識近くで小屋で作ってらったお弁当を食べしばし寛ぐ。
これを天国と言わずなんといおう!!しかし、山の天気はきまぐれです。
三俣蓮華へ向かいだすとあっというまに山越えガスが湧き上がり周囲を見えなくしてしまった。
沢山見たからもうおしまいと言われたようです。
景色は見えなくなったのですが足元にはミヤマリンドウ・ミツバオウレン・ハクサンイチゲ・
アオノツガザクラ・ハクサンチドリなどが咲いて足元を華やかに見せています。
実を言うとここから先がとてもしんどかった。
お腹は一杯になっている・景色は楽しんだあと・二日目の昼過ぎで疲れもでてきたので足が前に動きにくい。
ぽつらぽつら歩いたという状態でした。
双六から三俣蓮華までは標高差は殆どありませんが長く長く感じてあるきました。

ガスがなかったらもっと楽だったのでしょう。

三俣蓮華岳頂上では又晴れて正面にどんと薬師岳そして雲の平山荘までも見えました。
そして今夜の宿三俣山荘がはるか下に見えたのです。
百名山の鷲羽岳(2924)左には水晶岳(2986)も見えます。ガスがないって言うのはいいものです。
すぐ近くにみえたのですが、岩の多い道を下りハイマツの中を通過し頂上からほぼ50分下ってようやく三俣山荘に到着。
ついた時間は早かったので皆鷲羽岳へ行くのを勧めてくれますが・・座り込んでのんびり過ごすことにしました。
今考えると 三俣蓮華岳頂上から双六に引き返し双六小屋に泊まった方がずっと良かったと思います。
早い(13:00)到着だったので充分可能だったのです。
でも疲れが先にあり体が休みを要求したので仕方ないのですけれど・・・・宿泊者12名。
夕食はハンバーグ・やきなすなどです。最近の山小屋の食事のよさには驚き!!
本格的なコーヒーとケーキセットまであるのですよ(1000円)
7時前のニュースによると天気が悪くなるとのこと。
明日は早立ちをして鏡平の宿泊を中止し、いっきに新穂高温泉まで下ることにしました。
ここで高知から来たご夫婦と話をします。なんと連れ合いの高校の山岳部の先輩だそうで奇遇に驚きました。
OB会のお誘いもうけ高知での再会を約します。
20時に就寝。
朝雨が降っていないことを願って眠ります。
夜中に突然体が痒くなり見ると全身に蕁麻疹。寝られる状態ではないので乾燥室に行き痒み止めの薬を飲み・
塗りじっと我慢風邪薬(眠たくなる)も飲んでいると「よかった〜」1時間待つと真っ赤だった肌が元に戻りました。
そのまま布団にもぐり4時までぐっすり。何とか睡眠不足にならずにすみました。
夕食のなにかが合わなかったみたいです。薬がなかったら悲惨です。
常備薬の携行を皆さんお忘れなく。それも取り出しやすい場所に入れることをお薦めします〜〜。
今回のアルプスの山行写真の選択はレーサーに任せました。
花はまとめて花遊びにUPします
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