2009/7/22    北アルプス1日目
新穂高温泉登山口から鏡平山荘まで
(2300メートル)
天気曇り時々晴れ

 
朝、目覚め民宿の窓を開けて外をみるとなんだか昨日より天気がよさそうに思える。諦めて今夜もここで泊まる
ように予約していたのだがキャンセルして急ぎ朝食をとり登山口に向かうことにした。無料駐車場から空を見る。
少しだけど青空が見える〜やった〜〜登るぞ!!

   

8時35分新穂高登山口で入山届けを出す。

   

昨夜は大雨だったので水量は多い。音を立てて流れている8時48分橋を渡り今から登山開始  

オトギリソウ 雨に濡れているが黄色が輝く

        

わさび平までほぼ1時間のはず。しかし道の脇にはあこがれの花が咲く。
ヤマオダマキ。(9:45)見たかった花が歩き出してそれほどたたずにあった。
ヤマアジサイは色とりどり咲くので単調な道でも飽きない。

       

ゴゼンタチバナが早くも道ぶちに群れて咲く。可愛い〜〜。
ここはお助け風と名づけられた「風穴」ちょっと一休みをして自然のクーラーで体を冷やす。9:26

   

タマガワホトトギスは蕾が沢山あるが咲いているのはこれだけだった。
でも帰りには沢山開花していた。ホタルブクロは色が紫に近くものすごく綺麗。

   

わさび平小屋着10:05 ちょっと一服。冷やしたバナナ1本が100円なので行動食に購入しました。
わさび平周辺はブナの大木がありしばらくは涼しい場所を歩けます。
水音が近づき山に雪渓が見え出すと車道歩きはおわりになり登山道にはいります。

           

涼しい風が山から下りてきて〜〜にこにこ

          

この沢を渡ると完全に山道。11:20 
ガスが出たり晴れたりと刻々と天気は変化しますが雨は降る気配はまったくなく朝、
決断してきたことが良かったと思ったことです。
朝残ったご飯をお握りにしていたのでそれで昼食としてバナナとともにお腹にいれここからひと踏ん張り。      

       

なぜチボ岩といわれるのかわかりません11:40

      

オオバミゾホウズキ                                 オオバキスミレ

   

鏡平へあがる直登の道は危険なのでジグザグ道を歩けとの指示があります。12:40

                              アカモノが可愛い姿を見せだしました。

        

ゴセンタチバナとのツーショットツマトリソウも出てきだします。嬉しいことにキヌガサソウも次々と咲いています。

   

チングルマも群生            イワカガミもあり鏡池を過ぎるとすぐに鏡平山荘に着きました。

   

14:00  着くとすぐに名物「かき氷」500円なり〜を口にし部屋に案内してもらいました。
幸せなことにお客が少なく個室に案内され悠々とすごせます。
10人部屋に2人なのですから気楽なもの。
この前の3連休中は大混雑だったのですが10人の宿泊にスタッフ10人。
食事もこのように豪華なものでした。デザートにパインもついています。きしめんも有難かった〜〜。
お汁・ご飯はお変わり自由です。
17時半には食べ終わり少しゆっくりしていたら逆さ槍が18時半ごろには見えるからと言われ鏡池に向かいます。

        

本当に幸せなことに槍ヶ岳が見え逆さに池にも見えるのです。
登ってきたときには池は見えたのですが槍方向はガスっていてなにも見えてなかったのです。
え〜ここに山があったの!という感動です。撮影18:35.フラッシュ未使用です。

     穏やかな池に逆さ槍ヶ岳が映るのを寒さも忘れ見つめていました。
これで1日目は終わり。明日は天気がよいと言うことなので双六への道が楽しみになります
雲ひとつない空は暗く暗くなり闇に包まれていきます。
対面の槍の灯りがともっているのを窓から確認して眠りに着きました。
おやすみなさい。