三嶺(三嶺山系大規模鹿捕獲作業)
(1893.4m)
2015年9月27日 曇りのち晴れ              参加者:レーサーほか13名(あるぷ ハイキングクラブ)
 場   所  三嶺山系   地図は⇒こちら
 行動  南国4:10〜三嶺林道登山口7:40〜三嶺山頂9:50〜西熊山手前10:30/
     鹿捕獲作業(昼食)13:30〜三嶺山頂14:25〜三嶺林道14:20〜南国18:30
    
三嶺鹿捕獲作業に勢子として、所属するクラブの一員として参加して来ました。
官民合わせて総勢230名での鹿捕獲作業です。
今回の勢子役は三嶺から西熊山までの稜線にテープを張り
鹿が稜線を越えて逃走しないようにするのが目的です。
7時40分
三嶺林道終点の(東屋)登山口を出発。
マユミの古木                 三嶺稜線近く
マユミの古木は実が付いていました。
稜線の池まで登る              三嶺直下
山頂に着くまでずっとガスで展望はありませんでした。
コメツツジの紅葉を見ながら三嶺山頂へ登ります。
100人を超す人達が登っています。
三嶺山頂を過ぎると幾分天気も回復して来ました。
今回の鹿捕獲エリアへ向かいます。
あるぷハイキングクラブは西熊山の山頂近くまで向かいます。
稜線に張られたテープ         鹿威嚇用ピストル(鳥追い用火薬鉄砲)
稜線にテープを張り、鹿が近づけば鳥追い用ピストルで
鹿を谷に追うのが今回の勢子の役目です。
三嶺方面
鹿捕獲作業が始まる頃には天気も回復。
鹿逃走防止ラインは約1,7kmに及びます。
この写真では解りずらいですがテープは青ザレ近くまで有ります。
笹の中にはリンドウが咲いていました。
西熊山山頂近くから見る三嶺。
西熊山               作業が終わり帰ります
自衛隊ヘリ                消防防災ヘリ
下山途中自衛隊ヘリや防災ヘリが飛んで来るので「どうした事!」と思ったら
参加者の中から足を骨折した負傷者が出たとの事です。
今回の作業には高知県の消防山岳救助隊も参加していました。
負傷者を吊り上げ搬送する消防防災へり。
三嶺頂上             少し紅葉したナナカマド
山頂池と避難小屋。
三嶺山頂池                   三嶺林道へ下山
私達のグループは最後に下山となりました。(一番遠い場所の勢子の為)
 
今回歩いたコース(概念図)。出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
  
三嶺山系の大規模鹿捕獲作業は昨年も行われました。
昨年は勢子がラッパを鳴らし、ハンターの待つ場所へ鹿を追いこんだのですが、
勢子の間を逃げた鹿が沢山おり、今回は作戦を変更して捕獲に臨んだ。
これだけの人間と、お金を掛け捕獲数6頭は意見の分かれる事だと思います。
しかし、他県に先駆け、高知県では大規模な鹿捕獲作業を官民一体となって取り組んで
行っているという事が非常に大切な事と思われます。
地方新聞に掲載された記事はこちら

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