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2012/6・26
ヤマワキオゴケを見る
天気 雨時々曇り             参加者 モチモチ・ぼちぼち・ 流れ星他多数
 
     梅雨時期に咲くガガイモ科のヤマワキオゴケ。
     昨年は見に行けなかったのですが今年は東京からのお客さんの案内も兼ね、
     雨にも負けず見に行ってきました。

     ここは行き付くまでに何度も渡渉せねばなりません。
     長めの雨靴が役立つ場所。
     車で移動中に降っていた雨は現地に着くと止み、綺麗な花を沢山見ることができました。
     他の花はほとんどなかったのですがついでに行った場所では
     好きなガガイモ科2種咲いていて
楽しませてくれました。
     

 
ヤマワキオゴケ(白花です)
 
     
白花の数は少ないですけど何株かは有ります
     
 
 
紅白を撮影
       
 
ヤマワキオゴケ満開〜〜〜
    
   
ヤマワキオゴケ
本来はこの色です
蔓状に伸びた茎がもつれ合いよりかかりごちゃごちゃ
花の着きがよいのでまだまだ楽しめる。
咲き始めから大体1ヶ月は花が見られる。
ここほどあるともう少し開花期がのびるでしょうね 
                    
   
                  
高知と徳島に固有のこのレアな花を私は非常に愛しています
私自身がこの生育場所を見つけたというのもありますがそれよりなにより
花姿を愛するからです。
何時もの場所でいつものように大群生で咲いていて一安心しました
 
        
                                   
葉が偽輪生している部分では花が咲かず、その上2対生し、そこから上の対生した葉
の脇から花茎をだし散房し開花。それも一斉開花せずばらばらなので
対生した葉がつくのが多ければ多いほど見事に花がみられます。
幼い株は茎が蔓状にあまり伸びないので対生葉は3段ほどですが古株となると
20段ほどにもなりますので花数は一株で200以上みられます。
  

                            
                                     
   
                             
シタキソウ
本来はどこかに絡まっていたいのに地面をはわざるしかなく少しかわいそうな場所に
生育していました。本来の花期ではなく陰地でなんとか咲いていたのです」」
     
                               
モミジカラスウリ
雨粒を纏って白い花が目立ってみえました。
  
                              
トキワカモメヅル
常緑の葉が特徴のカモメヅル。
   
                                  
此処で大雨の後で雨粒がつきすぎ撮影はまともにできず
風も沿いましたので記録として写しました。
    
            
ガガイモ科は高知県内に帰化植物を除くと6属18種
18種の内17種をみました。
全種見てしまうのは目前となり残すは「ホウヨカモメヅル」です

              
    
                
ガガイモ科(高知県内に生育する)アンダーラインがあるものはブログに飛びます。
イケマ属          イケマコイケマ
シタキソウ属    シタキソウ  
キジョラン属    キジョラン
ガガイモ属     ガガイモ
オオカモメヅル属  オオカモメヅルコカモメヅルトキワカモメヅル
カモメヅル属      クサタチバナアオカモメヅルフナバラソウイシダテクサタチバナ
            タチカモメヅル・ホウヨカモメヅル・イヨカズラツクシガシワスズサイコ
                 ヤマワキオゴケ                     
   
    ケン
               
                 

 

           
       雨であっても運よく目的のヤマワキオゴケはしっかり見られたので
       嬉しい一日となりました。

       きっと又来年も・・・・
       出来れば天気の良い日にヤマワキオゴケ・トキワカモメヅルにあいたい。