2011/2・11
秋葉祭り
天気 曇りのち晴れ        参加者  28名(あるぷハイキングクラブ例会)
コースタイム
わくわく広場7:35〜引地橋8:40〜上の駐車場9:10〜岩屋神社9:30〜市川家9:35/10:20〜岩屋神社10:25

〜大石家前11:20/35〜中越家12:18/14:00〜引地橋15:50〜わくわく広場17:00 
  

生まれ育った町の上に有名なお祭りがある。
行こうとすれば行けたはずなのに機会がなく今まで来たのです。
あるぷが例会にしてくれたのでよい機会とばかりに参加。それもハイキングクラブなので渓谷あるきもある。
冬枯れの渓谷を歩くのもよいと思ったのですが・・・。

ところが積雪があり足元が危ないので渓谷歩きは中止となり自由散策の秋葉祭り観光に変更となりました。 
寒い季節のお祭りですが雪の積もったのは久しぶりだそう・・でも、それほど寒くはありません。

静かな山里ですがお祭りとあって 、驚くほどの人出です。
集落からずっと離れたところに車を止めてから登山姿で歩き始めました。
渓谷沿いの雪景色を楽しみます。まさか天気がよくなると思っていなかったので写真をあまりここでは写さず・・
残念。
 
   
雪を被って寒そうなサザンカ
       
しばらく歩くと「ピーヒャラ・ドンドン」と音がする。本日の練りの出発地の岩屋神社です。
お神輿を先頭に総勢200名の行列がでるのです。

なにがどうなっているのかわからないのでそれについて歩いてきます。
 
大きいカメラを持っている人が写していたのでまねをして撮影。

行き着いた先が市川家(関所番役)
ここで長い間御祭神を祭っていたのです。ところが郷民が地区の氏神として祭ることを希望した
ために秋葉神社に移した。しかし、一年に一度だけ市川家に行幸すると言う約束となった。
これにかかわる行事が秋葉祭り(練り)です。 詳しくはこちらをご覧ください
    http://www.webkochi.net/kanko/sanpo12.php
   
ごったがえすなかで鳥毛・太刀踊り・お神楽など次々に演じられます。
雪が頭からぼさっ・どさっと落ちてきます。
傘をさしていましたが撮影できないので帽子だけで我慢してぬれながら撮影します。
  
子供たちの太刀踊り・・真剣とは思っていなかった
目の前で竹が切れるんですよ〜
   
衣装の色の違いにもご注目
       
迫力ある〜

      
油売り 色々なお面を被っているのでそれを見るのも面白い。踊る姿も面白い。
       

  
ここで50分ほど鳥毛(毛槍投げ)などを演じ次の大石家まで200名ほどの行列が進むのです。 岩屋神社
先回りをしてカメラマンは良い撮影場所で待つのだそうです。    同じ道を帰ります

途中毎年来ているというカメラマンに道を教えてもらいショートカット道にはいり待ち伏せ
  
油売りがひょこひょこ歩いてきます。

待ち構える場所は雪と集落と行列が見える ベストの地 
  
   お神輿が来ます。まだ坂がゆるいので余裕。
けれども急になったら一休み。隊列を整え鼻高を先頭に長い列が動き出しました


動くのを待つ間に木から雪が・・どんどん落ちてくる。待つ私は寒いが神輿を担ぐ人は汗
  
急な坂を行くときにはブルーの紐でバランスをとり、担ぐのです  空が青くなってきました。

  
大石家へ登りは茶畑の間を縫っての歩き。カメラの放列が続きます。
200名の行列は衣装も綺麗だし鳴り物の音高く響くしそれはそれは見事です。
本村・霧之窪・沢渡の三つの集落 ごとに衣装が違うのでそれをみるの又楽しい。
若武者姿の子の凛々しいのに目が留まります
 

  
茶の上にも山にも雪。冬の祭りを実感します。   ほら貝の音が山に響き渡り祭りを盛り上げる。



若武者と言うより幼子と言いたい・・手には雪を持っているので遊びたいのでしょうね


投げる
  
手を離れて空中へ


うける


投げる
 
  投げる                          受け止める
         
   
        
大石家前での鳥毛ひねりは圧巻でした。大きな枝垂れ桜を背景に8kg・6,5mもの毛槍が飛ぶのですから
投げる方も受け止める方も大変です。投げて、それをしっかり受け止める・・・その度に大歓声と拍手が上がります

カメラマンも多いのですが見物人も多い。人であふれかえっています。それもそのはず駐車場にはバスが30台以上
ここには売店もあったのですが登ったら下りたくなく見ただけ。

昼食タイムがあるのでその間私も食事をと店を探します。
知人にも会い・TVインタビヒューを受けました。(なんと2回も出たんですよ・・恥ずかしながら立ち食いを写されちゃった)
寿司・田楽をばくばく〜! 
美味しいお蕎麦は200円だったそうですが食べ損ねてちょっと悔しい。
  
            ロウバイ
  
シダレ桜で中越家は有名です                                            
狭い中越家(旧庄屋)では良い場所でみようと場所を取って待っていると来ました!来ました!油売り
  
なかなかの芸達者。邪悪払いをするというサイハラのミニチュアを売って歩いているのです。
売れると感激して抱きついてみたり、奇声を発して喜んでみたりと満座の人を楽しませてくれます。
どっと笑い声が起こることばかりをしてくれるので目が離せませんでした。
ところが鼻高がくると荷物を片付けおしまい。 
鼻高は行列の先頭の役務をになうだけあって威風堂々としています。

  
「キョーサ・キョーサ」の掛け声も勇ましい神輿                鼻高
神輿を担いでる中には外人の姿があり??と思っていたら翌日の地元紙に
「国際交流員として赴任していたザックさん」とあり詳しく説明がありました。
長い休みをとりアメリカから神輿を担ぎに来てくれている
ありがたいこと。伝統の祭りを続ける為に地元もがんばっているけどこうした応援があるからこそですよね。
 
獅子                       真剣なまなざしでつく
  
ジャンプして受ける         頬の○秋が可愛いが目は真剣そのもの・・刀を持っているんですもの

目の前で次々と太刀踊り・鳥毛ひねりが見られるのでこれこそ圧巻。

一度失敗して鳥毛が倒れこんできました。周りに立っていた羽織・袴の人たちがさっと助に入ってけが人なくすんだのです
パンフレットに「鳥毛投げ危険です周りでの見物には十分ご注意ください」とあったのがよくわかりました。
倒れこんだ大名の火事装束姿の若者はどんと倒れこみ捻挫を心配しましたが事なきを得、次に鳥毛ひねりをやって皆をほっと
させました
  
ずしんと腰に来ているのがわかるような受け方。        幼い目にもきらめきがある

 
先に演じた部落の若武者たちが見物中
竹を切り落とすのをみて一緒に喜んでやっている姿がほほえましく思えました。  
ある程度の年齢にならないと切れない。それがわかっているからこそ珠にスパッと落ちると喜ぶのです。
 幼い子は竹があったったり隣とぶつかって泣いたりもします。自分もそれをしているから余計に気にかかるのでしょう

 
綺麗な顔の男の子が気になってしまう流れ星。
きりっとした顔つき・邪念がない。すがすがしいのです。
見ほれていました。

  

   

   
ロウバイが満開。雪は溶けて雨粒を次々と落とす
ここで終わりではなく秋葉神社まで練りは続くのです。時間の関係で残念ですが帰ります。
  
登山の対象とする山「中津明神山」が姿を現しました

帰りには空は青くなりすっきり。
格好よい中津明神山を拝みつつ帰路につきました。
渓谷歩きもなく単なる観光でしたがかなりの距離歩いたのと立って見物したので妙に疲れていて
登山のほうが疲労感がすくないのではとレーサーと話したことでした。


はじめてみた山里の盛大なお祭りは時間もたっぷりでしたので十分堪能できました。
普段とは違うこうした例会もたまにはいいですね。
計画してくださったリーダー!ありがとうございます。お世話さまでした。
笑い・食べ・歩いたみんな楽しかったね〜〜。
お疲れ様でした。
普段は人の顔を撮影することはないのですが今日は沢山写しました。

それも若くて綺麗で凛々しい子ばかり・・なんだか若返った気分です。         
ア〜楽しかった!