2010/10・27
裏寒風で 霧氷・紅葉を見る<最高の日>
天気 ガス後晴れ時々曇り    3名(流れ星・Yさん・H氏)
コースタイム(撮影タイムが長いためお役に立ちません)

 裏寒風登山口7:35〜第一展望所9:05/30〜第二展望所9:45/50〜昼食(草原)11:40/12:10〜

裏から出た尾根12:30〜山頂12:40〜桑瀬峠13:38〜寒風登山口14:14〜裏寒風登山口14:22

今回同行してくださるのは寒風山の主H氏と寒風が大好きで年間30回ほども通うYさん。
鬼に金棒の道案内人と裏から歩きはじめます。
予報では快晴でしたがガス・そして今にも降りそうな空を見ながら足を出すのはちょいと辛いです。
晴れそうな気配がないなか ぶつくさいいながら出発。 

     

モミジバカラスウリの実           今にも雨が・・・・・・・・・・

  

H氏がつけてくださった二本ロープ              霧氷
暗い中とぼとぼ歩いているとなんと・・幸せにも明るくなり薄日がさして山が見え出しました。
人間現金なもので・・軽くなった足はささっと前に進みます

    

お天道様のありがたみをつくづく感じる景色が目の前に広がり始めました。
あれ〜嬉や!輝く赤と霧氷。そして青い空。
先頭を歩いていた私が叫びます「はよう〜はよう〜」

   

   

二人ともいそいで展望所まで上がってきました。
これから撮影タイム。
暫しどころかじっくりとあち向きこち向き、360度。時間とともに刻々変わる色に嬉しさもひとしおです。

  

錦の衣をまとう岩肌・手前の木々は白い衣・・青い空。
滅多に見られない景色がひろがります(この画像・・朝日新聞に29日掲載されました)



  

  

H氏曰く「わしこれで死んでもいい」     目の前にど〜〜んと伊予冨士が・・迫力あるんだな〜これ

  



これから向かう稜線も見え・白く輝きます

  

西黒森山・瓶ヶ森              素晴らしさに立ち尽くす

  

輝く霧氷の間から錦の色が            ゴヨウマツは輝く衣をまとう

   

美味しいそうな氷柱             桑瀬峠そして伊予冨士への稜線

  

赤と白  黒・青 黄・橙色が輝きます

     

輝くと言う事は溶けるということ。
ばらばら・ぱりぱり音をたてて落ちる。
首筋に、手に、服に霧氷がほそります。

  

先ほどまで輝いていたのに・・・・・

  

狭い谷を通過する時に上をみると深い深い碧空
白輝きつくす。
  


角度をかえた伊予冨士



伊予冨士・東黒森・西黒森・・・・・

   

散り紅葉・落花霧氷の競演          マユミ衣を纏い視線を釘付けにさせます

   

溶けて鮮やか色を見せる。その色に艶あり・・    落ちたばかりの霧氷・・この時期にしては広いな



紅葉ばかりじゃなく青空もうつしてやろう〜
わ〜〜い。気持ちいいな・・・・・・・・・・

   

マユミの実のつきがいいから是非見においでといってくれたピオーネさん見たよう〜〜
素晴らしい。

   



寒風の一般登山道が見えています



随分登ってきたので場所により霧氷も溶けて赤だけの葉も見え出しました



マユミの実・霧氷・空が溶け合って春の景色のようです



伊予冨士

   

こんなにマユミを見るのは初めてです。一生分の実を見たような気がします



 

登ってきた道を振り返ると溶けて紅葉の鮮やかな事といったらありません。
ここは赤が多くて紅葉を楽しむのにはよい場所です

   

この空の青が・・よかった。      普段歩く道を別の角度から見る面白さ



歩いても歩いてもマユミの実

   

桜のごとき霧氷と桃の様な真弓
この一角は春の園                目を転じると・・霧氷の塊

   

手箱山 筒上山もくっきりと見えていますよ〜     マユミが本当に花に見える

   

↑先ほどまでいた展望所             春の景色と見まがう
霧氷溶けて見事に紅葉の全貌が現る〜と言う景色ですかね
ここを過ぎると一転冬の世界へ突入します。西北になるので寒いのです

     

  

ヤマグルマも凍っている谷間をガチンガチンになったロープを頼りにヨイショ・コラショと登ると

   

稜線へぽんと飛び出ました。高知県側は青空。愛媛側はガス

   

頂上に近づくと寒いのですね
フジイバラかな・・凍って寒そうな葉をつけています

  

高知側が霧氷も少ないし、優しい色合いの紅葉です
頂上ではほとんど休憩なしで下山開始とします。

   

     

登ってきた谷は明るい鮮やかな谷になっていました。

   

アサマリンドウ               寒風茶屋前から撮影
高知県側の登山口について、H氏の車で愛媛県側へ移動します



朝とは打って変わった景色になっていました



これぞ三段紅葉です。

今まで登った四国内の山で一番美しかったのがこの裏寒風の霧氷・紅葉・青空が見られたコースです。
最高でした。
同行してくださったお二人、ありがとうございました。