2010/11・14
白髪山の八反奈呂・巨木の森を歩く
天気 曇りのち晴れ    15名と土佐山華隊3名(モチ モチ・ぼちぼち・流れ星)
コースタイム
登山口9:50〜八反奈呂(昼食)11:45/12:30〜登山口14:10〜汗見川紅葉見物14:40/16:00
           

観察会が今回もまた山。観察しようにも草本類はないので登山となりました。
足元の道路整備は今回のリーダーY氏がしてくださっているとのこと。
紅葉もすばらしいとの情報なので意気揚々と家をでます。

ところが天気が悪い。雨こそ降らないのでいいが少し不安感をもちつつ車に乗り合わせ山へ入ります。
私道を利用して登山口へ行くのです。
Y氏が遊歩道を整備していて完成している部分は1ヘクタールほど。周遊コースになっています。
周辺にはヒノキの天然林やブナなどの広葉樹が、数百ヘクタールもありすばらしい場所です。
シャクナゲ・ツツジのころがいいのでしょうね。
近くには紅簾石(コウレンセキ)の露頭もあってこれは今年春に見せていただきすばらしいので唸ったことでした。



周遊コースにはシャクナゲが多く見られます。春にきたときは終わっていて見れていません。
苔むした岩・腐葉土でふわふわした道をいきます。
ここは国有林。根元をいためないために木で作った歩道が整備されつつありますがまだまだ不完全。
なのでまだしばらくは一般公開をしていません。



  

樹齢1000年を越える天然林内は、セラピーロードのようです。
画像のような根下がりのヒノキが遊歩道には33本もあります。
それぞれに名前がつけられています。

  

木には触らないようにと言われました。大きいのがわかりますでしょうか?

  

  

シンボルツリーのたっちゃん
タツノオトシゴに似ているから・・
この木の前は広場になっていて昼食を取れるように丸木を置いてあるのでそれに腰掛ます。
広場は鹿の公園 です。
子育て・戦闘・デートの場です。
八反奈呂というのは広い開けた場所をさしています。
雄同士のリーダー争いもここで、角とぎもここでやっているのです。
木がてかてか光っていました。  

  

少しのぼって回り込みくだります。

 

ヤシャビシャクの葉が黄色くなっていて目立つ       オオクボシダ
           珍しいシダとのこと。
値打ちをすれば17万5千円といった人と5千円といった人がいます
さて、どちらでしょうか?
なんとなく空が明るくなってきたころに周回し車のあるところまでおりつきました。
たっぷり気持ちよい空気を吸ったあとは汗見川の紅葉見物とします。
青空が出てきて気持ちよくなりました。
紅葉も盛りなので「わ〜綺麗」と声があちこちで上がっています。

 

  

谷の日差しの落ちるのは早くあっという間にくれて帰路につきました。



この場所は二度目。解説を聞いてヒノキの代替わりの不思議をしって木を見る目が変わりました。
何を思って佇んでいるのでしょうか・・・・・・・・・

整備されているY氏はこつこつと着実に仕上げています。
ある木を使って歩道に利用している賢さにも驚きました。
一般公開が待たれます。