2010/6・4
東平〜西赤石1626m 物住頭1634m前赤石トラバース道まで
天気 晴れ・曇り               参加者 3名  かくこ・ヤマガツオ・流れ星

コースタイム (昼食タイム20分含む

東平7:20〜ヒュッテ8:25/30〜銅山越え8:54/9:05〜東山9:20〜西赤石10:20〜物住頭11:20〜

前赤石11:35/45〜物住頭12:05/10〜西赤石12:34〜 ヒュッテ近道分岐13:17〜水平道13:40〜東平
14:20

 
西赤石のツガザクラが咲いたと言う。今年はアケボノツツジを見に登らなかったな〜。
前赤石の岩場にユキワリソウ・キバナノコマノツメも咲いているというから初めての道だが
少し頑張って行って見よう〜

登山者駐車場には車が少ない3台のみ。平日だしアケボノツツジ後の静けさなのね。

  

まだお月さまがチンガリのこっている。さあ〜出発  赤レンガの見事な建物は 東平変電所跡
(東平、トウナルと読みます)

  

オククルマムグラ      コケイラン

  

オトコヨウゾメ         銅山峰ヒュッテ 8:25着
昭和38年に伊藤玉男氏により開設され、今は奥さんが引き継いでいる
この日も奥さんが手入れをされていた
ここは明治26年に別子鉱山鉄道上部線(上部鉄道)の発着駅である角石原停車場が設けられていたそうで
今もその名残の石組が所々に残っています。石ヶ山丈・標高850m地点まで6キロの鉄道だったそうです。

    

前庭にはアカモノが顔を出していた。小屋近くベンチで小休止をし、 銅山越えに向かう。 8:54着
小屋裏のヒカゲツツジは大きな木のみ。花は終わって形もない

  

今から向かう峰々ははるか向こう         ギンラン・アカモノ
少しだけ西山方面に足を伸ばし高知県側の山なみも眺めて↓三ッ森山から大座礼山


石鎚も見えないかな〜と期待して周囲を見回す。
↓  残念ながら沓掛・黒森しか見えなかった
 
  

東山のザレたいつもの場所にはツガザクラがやや終わり気味であったが咲いている
しばらく道の両側を賑わしてくれます

        

ヒュッテ近道の看板をしっかり確認する。帰りはここから下る予定。 シコクハタザオは終盤
   
    

平家平               コクワガタ

    

コクワガタが群生しているし、ミツバツツジもトンネル状態。
初めて見る景色に皆大喜びとなる。

  

段々前赤石の岩峰が迫ってくる。振り返るとカラマツの優しい新緑その他の彩り豊かな緑が斜面を覆う



ミツバツツジが多いのには恐れいる



左 物住頭    中 前赤石

  

ツツジロードを行く



岩場にはマイズルソウがこれ1つ開花



   

何度見てもカラマツの緑はいいものだ    兜岩
天気がよけれは新居浜市内も見えるのだがあいにくの天気。でもお陰で緑と花に集中して歩ける



最後の岩場からまだ見下ろす

 

点々とミツバツツジが咲く。                 頂上まで3時間で到着
 


ここにもミツバツツジ
 
  

ほんの少し休み、物住頭へ向かう。 少しいくとアケボノツツジの咲き残り
                        ↑
左のピークが物住頭でその次のゴツゴツした岩の三角錐が前赤石山その右が石室越からコマドリ尾根。
少し分かりにくいが東赤石の山頂も見えている
西赤石までは何度もきているがここから先は未知の世界。整備された道を下る。
途中昼食をしてから物住頭へ登る

  

ミツバツツジが咲き乱れると言う形容でいいと思う・・・色の濃いのと薄いのがある

  

ホソババシロスミレも群れ咲く。見事〜          前赤石にせまる。迫力ある岩場
一度ここを登ってみたいのだが今日はトラバース道へ少し立ち入るのみの予定



上兜山             物住頭
        

  

気になる大岩                   振り返ると西赤石
今まで見たことがない山容



   

ズミの花がもうすぐ開こうと待ち構えています   岩場には見事にツガザクラ開花
急な坂道を登り物住頭へむかうのですがそれが苦になりません。
南斜面にはずっとツツジの色が続いていているし
登る目の前にも見えるのですから・・・

  

西赤石はずっと遠くになりました。天気がよければ平家平・冠も見えるのですが・・



  

目の前にはドンと前赤石が見える! やった〜   物住頭に到着11:20
予定時間より早いので前赤石のトラバース道まで足を伸ばす事にします
それほど急いで歩いたわけでなくコースタイム設定をゆっくり目にしているのが良かった。
初めてのかくこさんはここで小休止。
私達はトラバース道を初めて踏みしめるのです。

  

カツオさん撮影

      

ミツバツツジのトンネル道は綺麗で歩きやすい。    南斜面にはシャクナゲも見える
   

     

シライトソウ
トラバース道との分岐から前赤石山を見あげる。いつかはここを登るぞ〜と思いながら岩場に咲く花を探す
シライトソウ・ユキワリソウ・キバナノコマノツメが岩の間に点々と咲く
ユキワリソウは石鎚・寒風山・東赤石などでもみるが今年はここが初めて見る場所。
すきな花なのでかなり嬉しいしかし、過酷な岩場に咲くせいだろう。小さく・けなげで可憐でした。

     

カツオさん撮影               キバナノコマノツメ

  

カツオさん撮影
花を狙う私とは違いカツオさんは次回に備えトラバース道をしばらく先まで探索にでる。
合流後高巻きし道なき岩場にはいりヒロハヘビノボラズの鋭いトゲの洗礼を少しうける
岩場には赤いペンキの印がある。それを見ておりる。

    

雲原越に着。          ユキワリソウ
文字が読み取れなかったが帰宅後調べると「五郎津河又」と書いている

  

エビラ山 二つ岳     前赤石↑       ツガザクラ群落をもう一度楽しむ
待ってもらっていたかくこさんと物住頭で合流。待つ間、虫に悩まされたそうです。
同じ道を帰る
                                                 
 

帰りは早いものあっという間に西赤石まで帰り着く   コクワガタは朝より多く開花

なんだかいつの間にか銅山ヒュッテへの近道分岐へついた。西赤石山頂から43分でここまできたんだ。
ガスっているので周囲を見ないせいもあるのかな〜。

  

初めての道なので少し気になっていたら先行している二人がいる。少し安心。
以外と明るいところもあるが急な部分が多く気が抜けない。
先行の二人のうち男性は靴底が両側ともはがれ、ゆっくりとくだっている。
抜かせてもらい下る。 ツガザクラが少し咲き残る場所・展望のある場所も少しある。
が登りにはあまり使いたくない道だと思った。滑りやすい。

    

キンモンガ(教えていただきました)     とんとおりると朝歩いた道に降り立った
後は整備された広い道を下るのみなので花を撮影してのんびり疲れ休め歩きをする

   

ミヤマハコベ       アカモノ

  

マルバアオダモ       ギンラン

      

オククルマムグラ         ミゾホウズキ

  

タニギキョウ

      

ギンランがおおいな〜           この橋を渡るともう近いといつも思う

      

第三通洞       東平変電所跡
ここまで降りてくると観光客の姿が見られるようになる

  

ヤブウツギ
      登山者駐車場着
  


遅れて靴底剥離の若者着 きちんと「テープ持参」していたので下山できたのですよね。
必ず持参していると言っていましたので当たり前ですが「必需品」ですね。


同行してくれたカツオさん・かくこさんお疲れ様でした
初めての長い道をあるいたかくこさんに拍手を送ります
ツツジと新緑が素晴らしい道を歩くことが出来た事に感謝です。

運転お疲れ様でした〜カツオさん。今度は縦走ですね〜

  
   
里山倶楽部四国編のHPも併せてご覧ください
http://satoyama3.web.fc2.com/maeakasi20100530.html
このHPの情報を元に計画して出かけました