2010/8・15
  石鎚山1982m               夏から初秋の花を見る
天気 晴れ・時々曇り                参加者 流れ星 レーサー
コースタイム

石鎚登山口7:55/8:10〜東稜分岐9:03〜二の鎖小屋10:00〜 石鎚山頂上(昼食)10:39 /10:55〜

天狗岳11:08/15〜頂上(散策)11:35/12:00〜二の鎖小屋12:18〜東稜分岐12:47〜石鎚登山口13:33
   
昨年も盛夏に石鎚の花を楽しむために登った。今年も同じ花を見たいと思うようになり家を出る
行きは 国道33号線経由帰りはよさこい峠から194号線

家を出るときはあまり天気は良くなく展望は楽しめないのかとおもったが愛媛に入ると素晴らしく綺麗な空が広がる。
土小屋からはやまなみが続くのがくっきりと見え夏としては異例な空気の澄みようです
温度はかなり低く涼しく、避暑に丁度。
何時も車が多い土小屋ですが駐車場には空きがあり難なく止められました。






☆ 駐車場から手前にノリウツギを配し

    

ヒヨドリバナにアサギマダラ        瓶ヶ森もばっちり
石鎚神社の石段横

    

晴れ渡る空            イケマ
  
天気が良いと心まで晴れ晴れとして歩け足がつい前にいきます。

     

ミヤマモミジイチゴ
実がついているのは少ないので撮影後口へ・・
あまり美味しくはないですが酸味が疲れ体にはいいいかな〜
もっと沢山あればうれしいのですけど

 

いつもの場所のタカネオトギリ            くっきりスッキり石鎚遠望

 

岩の塊天狗岳                東稜分岐のベンチ前のブナ

東稜分岐は小休止の場所。ここまでは大体50分が2人の目安
ここから先は花が多くなるので、見つつ撮影しつつ行くのでタイムは普通の倍はかかります。
目的を持って歩く トレッキング スタイルの歩き。
後ろから来る人の追い抜かれますがそれもよしです

お花畑があると嬉しく自然と顔に笑みがうかび 愛でてから撮影

   

ツルギハナウド          シシウド

      

オオバヨメナ             ハガクレツリフネ

  

ギンバイソウ       レイジンソウ

好きな花の1つ、レイジンソウが多いのがここのお花畑の特徴だとおもいます。
ミソウガワソウ・オオマルバノテンニンソウ(トサノミカエリソウ)の群生もありますのでどうしても夏にくるのです
剣山系はシカの食害が酷く花が極端に減少していて歩いても寂しいのですがここはいまのところ大丈夫です。

     

ジャコウソウ        ヒナノウスツボ

  

ミソガワソウ                     ナンゴククガイソウ

     

シコクフウロ              シオガマギク

 

ミソガワソウは見事に開花しています    トサノミカエリソウはここは色が少しだけついているだけ

アサギマダラが花畑のあちこちを飛び回り、上を見ると青い気持ちのいい空。
一番嬉しい時間が過ぎていきます
  

  

         

飛んでいるアサギマダラはふうわりふうわり           ヤマアジサイ
優雅です

  

開花しているトサノミカエリソウが見られるようになってきました。
群生地はまだ先のようなのが残念です。あれもこれも満開というのは難しい。

     

 

シコクブシはもう少し待たねば開花しない様ですね           ハガクレツリフネ

        

オオバショウマ                   ノダケ

   

シラヒゲソウ          かなり遠くにあったので望遠で引き寄せてみました・・?イチゴでした。

          

オオトウヒレン           ヒナノウスツボ

  

ダイモンジソウ        シコクフウロ
ニの鎖元までの間は花がずっと続きますので歩いているのより見ている時間が長い・
目を花から転じると瀬戸内の島々そしてしまなみ海道、近く成就社まで見渡せます
こんなに気持ちよい石鎚からの展望は初めてです

 

   

ミヤマヒキオコシ              またまたトサノミカエリソウ

        

アキノキリンソウ           ミヤマトウヒレン
登るにつれミヤマトウヒレンが多くなってきました
オオトウヒレンより標高の高い所に生育します。小さく色が濃くすっきりとした形は好ましく
この花ばかりを見て鉄の階段も上がるのが苦にならないほどです。

       

オオトウヒレン           ヤマアジサイも咲き残りが思いの他多いし
            美しいです。



石鎚のここの岩場はクライミングをする人を良く見かけます↑赤い服を着た人が取り付き
のぼっているのがみえました。
これほどはっきりずっとこの岩場を見られたのも珍しい。
      
  鉄の階段を上がりながら岩に張り付いたり足元にある花を丁寧にみていくと時期的には遅く
なっていて見られないかなと思っていたタマガワホトトギスをみつけました。
沢山はある花ではないので1年に一度は見ておきたいのです。
                   
                         

       

上等に開花  タマガワホトトギス      シモツケソウ・トサノミカエリソウ

お花畑はまだまだ続きいつになったら頂上へつくのやら・・・と思っていたら大好きなシラヒゲソウの群生地へ

        

少し遅いようでしたが纏まって咲いています。
石鎚以外ではあまりみません。高知県ないだと本川にあるくらいでしょうか
東赤石山でも咲き誇っている時期ですね。

       

シモツケソウもまだまだ      ミヤマトウヒレンは写さずにはいられません 

       

イワアカバナ大群生            何種類あるかな〜

1時間もあれば登れるところ30分ほど余分にかけ頂上に着きます。
12時には早いのですが昼食。夕涼み台のように広い木の台に座りいつものソーメンの食事。
喉越しがよくてつかれた体に気持ちいい〜〜
おにぎりまで手が出ない
時間が早いし天気も良く天空歩きも気持ちよいのでので天狗岳まで足を伸ばすことにします。

    
   

西の冠・ニの森 堂が森                   気の早いフクオウソウ開花

    

ここまで来るとミヤマトウヒレンだけになりました      ナナカマドが少し紅葉の兆し

     

天狗へいたる岩のうえでは人の姿があちこち
私も遠くから見るとこんな高い場所を歩いている時もあるので・・あ〜こわ!と思うのですが歩いて天狗岳へいきます
 
  

レーサー立つ  運悪くこの辺りだけ雲がかかってきました。でも、瀬戸内の島・ 成就社見えています↑

   

なんととめた車↑もなんとなくわかる        10月には紅葉前線がこの斜面にやってきて
              錦の衣を纏わすのです
今はまだノリウツギの白がすがすがしい
頂上へ帰るレーサー↓人の姿は多い

     

右の岩の下はクライミングしている人がいる場所になります    雲こそ多くなりましたがずっとみえる

 

   

少しだけ秋がきているのですが     シコクチゲも咲き残りがはるか向こうの岩場にあります

   

小屋の前のお花畑と周辺散策に時間を費やし
涼しいこの場で暫し避暑タイム
下りたくはないのですが土小屋から自宅までの時間を考えると仕方なく腰を上げたのが12時 
まだまだ登ってくる人が多い時間帯です・・・・

  


   

シシウド

    

ナンゴクガイソウ     ここまで下れば足元の危ないところは少ないのであとは坦々と帰るのみ

途中のキレンゲショウマを望遠で開花確認し消失していない!良かった〜と喜び歩きます







下りて来ても瓶ヶ森そして其れに続くやまなみが見えなくならず天気のよさは続く


   

  

クロヅル 翼果 (果皮の一部が平らな翼状に発達 した果実)  赤いので今の時期は目立ちます後ろは 手箱山

    

盆栽のような松

         

ヒメキンミズヒキだと思います        ひとつだけあったヤマジノホトトギス

      

朝写した同じ場所に帰り着いたのは5時間半後。
ゆっくりした時間が多かったのでこんなものでしょうか〜 
ノリウツギの白が目にまぶしくうつりました。
このあと帰宅いのから渋滞にかかりなかなか帰りつかなかったのが少しだけ
残念でしたが後は最高の1日でした。